「犬と猫、どちらが飼いやすいと思う?」と聞かれたら、どのように答えますか?ほとんどの人は、「人による」「好みによる」と答えるのではないでしょうか?どちらもペットとして人気がありますよね。

 

この記事では、犬と猫の飼いやすさの違いについて紹介していきます。

 

犬と猫はいつ頃から飼われるようになったの?

犬も猫も、元々は野生動物だったのだそうですが、人に飼われるようになったのはいつ頃からなのでしょうか?犬が家畜になったのは、およそ1万5000年前だといわれています。当初は、狩猟で獲物を追ったり捕まえたりする役目があったようです。

 

日本では、縄文時代から犬が飼われていたといわれています。当時の狩猟を中心とした生活には、欠かせない役目を持っていたようです。その証拠に、縄文遺跡からも埋葬された犬の骨が見つかっているそうですよ。

 

猫が家畜化されたのは、穀物を栽培するようなってからといわれています。保管用の穀物を荒らすネズミを退治するために猫が活躍したのだとか。エジプトの紀元前4000年頃の遺跡から猫の骨が見つかっているそうです。

 

犬と猫、最近飼う人が増えているのはどちら?

犬と猫、最近飼う人が増えているのはどちらだと思いますか?以前は犬を飼う人が多かったのですが、最近は猫派の人が増えてきているそうです。その理由として、一人暮らしの人と高齢者が増えたことがあげられています。

 

犬は散歩が欠かせませんし、家に誰もいない状態にするのが難しい一面があります。猫の場合、留守にしていても家の中にいる限りは安心という理由があるようです。

 

また、犬と猫を飼う時に必要となる費用も関係しているようです。猫の方が犬よりもお金がかからないのだそう。犬・猫ともに、ペットフードやおやつ、病院での治療費、保険が支出の大きな部分を占めているそうです。税金や物価の上昇による節約志向、生活様式の変化など、様々なことが影響して、猫の人気が上昇しているのかもしれませんね。

 

犬と猫、飼いやすいポイントは?

犬の飼いやすいポイントは、しつけがしやすいこと、また旅行などの際に一緒に泊まれるホテルが多いことがあげられています。一緒に外出したり旅行できたりするのは、飼い主にとっては嬉しいことですよね。また、ペットホテルなどに預けたときにも環境に早く慣れることができるという理由もあるようです。

 

猫の飼いやすいポイントは、散歩が不要なこと。散歩が難しい人にとっては、大切なことです。また、基本的にシャンプーがいらない(短毛種の場合)こともあげられています。留守番が得意なこと、鳴き声や足音が小さいことなども飼いやすさの理由になっているようです。

 

犬と猫の違いは?

犬の特性

犬は本来、群れを作って行動する動物で、群れをひきいるリーダーに従うという本能を持ちます。現代の飼い犬にもその本能は残っているといわれており、飼い主に忠実です。元々グループで行動していたことから社会性があり縄張り意識がほとんどありません。食事を与えてくれる飼い主に従属する意識を持ち、飼い主によくなつきます。

 

本能的に群れで行動することに抵抗がないので、飼い主との旅行や引っ越しなども受け入れやすいのだそう。ただこの本能のせいか、長い時間を単独で過ごすことが苦手。自分が注目されることを好む傾向があるため、一緒にいる時は常に目をかけてあげる必要があります。そのような特性から、犬を飼うことは子どもを持つことに似ていると表現する人もいるほどです。

 

猫の特性

猫は犬とは対照的で、単独で狩りをする動物です。高所に登れる機敏さなどもあるため、危険から身を守ることもできます。そのため、仲間と一緒に暮らす必要がなく、縄張り意識も高いのです。

 

こういった本能が残る猫は、独立心が強いのが特徴です。昼間でも好きな時に眠り夜中に部屋の中を歩き回るのは、自分の空間を大切にする意識からなのだそう。犬よりも留守番が得意です。ただ、引っ越しや部屋の模様替えなどがあると、縄張りが荒らされたと思いストレスを感じることもあるようです。時間がたてばたつほど、飼い主への愛情を強く持つようになるという一面もあります。

 

トイレのしつけ

トイレのしつけについては、犬よりも猫の方が簡単です。犬はトイレのしつけが難しく、特に子犬の場合は、根気よく教える必要があります。猫は、トイレを使おうとする習性があるため、楽にしつけができるとのこと。

 

犬や猫を飼う環境

犬は、マンションなどでも暮らせますが、外での運動が欠かせません。そのため、散歩に連れていけることが飼う時の条件になります。

 

猫は、室内での遊びが好きです。飼い主と一緒に猫用のグッズを使って遊んだり、キャットタワーなど高い場所に登ったりするのが大好きです。広い空間はなくてもかまいませんが、猫が遊びやすい環境が必要です。

 

犬や猫を飼うための費用

ペットを迎える時に費用のことを考えておくのは、大切なことです。初期医療費や避妊・去勢手術の費用、犬の場合は狂犬病予防接種などもあります。エサ代はもちろん、病気やケガをした時の治療費、犬の場合は定期的なトリミングなども必要です。

 

ある保険会社の2019年(令和元年)の調査によると、1年間で猫にかかった費用は約16万円、小型犬・中型犬は約30万円という結果が出ています。

 

犬と猫を飼っているのはどのような人?

一般的に、犬を飼う人は社交的で人との交流を好む人が多いといわれています。猫を飼う人は、どちらかといえば内向的で一人で過ごすことが好きな人が多いようです。もちろん、これは一般論なのであてはまらないこともあるはずです。

 

犬と猫のどちらが飼いやすいのかは、飼い主の状況や基準にするものによって変わってきそうです。犬や猫をペットとして迎えたいと思った時は、事前に様々な下調べをすることが大切です。実際に飼った時のことを想定してみて、自分に合っているのはどちらなのかを考えてみてくださいね。