趣味

定年後の居場所作り・シニアに人気の趣味や習い事とは

仕事中心の暮らしから、自分や家族のためにゆったりと時間を使える生活へと変化する定年後の暮らし。現役の頃から続けていた趣味やスポーツに没頭したり旅行を計画したりなど、楽しみにしていたことを実行に移そうとしている方は多いでしょう。

 

また、定年をきっかけにしてあらたな趣味や習い事を始めてみたいという人もいるのではないでしょうか?

 

この記事では、定年後の居場所作りとしての趣味や習い事について紹介していきます。

 

定年後の居場所とは?

「居場所」という言葉を聞くと、グループや団体に所属するイメージがあるかもしれません。地域の活動やボランティア、自治会(町内会)、子育て支援など、人のために社会的な活動に参加することが居場所作りになると考える人は多いでしょう。

 

生涯学習として、カルチャ-センタ-や放送大学、公民館、コミュニティセンタ-の講座を積極的に受講することで、居場所作りをするという人もいるようです。

 

他には、趣味や習い事が生きがいになり、結果的に居場所としての機能を持つこともあるようです。趣味や習い事を通して、刺激を受けたり人とのつながりができたりすることが多いからというのが理由です。

 

シニアの趣味や楽しみにはどのようなものがある?

シニア向けのあるアンケート(2020年)によると、日々の暮らしで楽しみにしていることの1位は「旅行(43%)」。その後に続くのが、「テレビ・ドラマ(35%)」、「読書(29%)」「グルメ(29%)」「健康(27%)」という結果が出ています。

 

他には、「子ども・孫」、「音楽・楽器」「スポーツ」などもありました。また、30%以上の人が、何かを学びたいという意欲を持っていることもわかっています。

 

シニアに人気の習い事は?

ある調査によると、シニアに人気の習い事の1位は、「英語」」その次に男性であれば、「スポーツクラブ」「ゴルフ」「写真(カメラ)」。女性であれば、「ヨガ・ピラティス」「スポーツクラブ」「書道」などがあげられています。現役時代は、なかなか時間がとれなくて取り組めなかったことも、定年後ならじっくり学べますよね。

 

趣味と習い事の始め方

興味を持った趣味や習い事があったら、まずは気楽に挑戦!最初はお試しのつもりで始めてみましょう。道具やユニフォームなどは最初から完璧にそろえる必要はありません。

 

ユニフォームなら、手持ちのもので代用したりレンタルを利用したりという方法があります。専用の道具が必要なものは、最初は手ぶらで参加できるような体験教室やお試しレッスンがあるところを探してみましょう。まずは第一歩を踏み出すこと。始めてみることが大切ですよ!

 

自分が楽しめるかどうかを基準にする

実際に体験してみると、自分に合うかどうかが判断できますし、これはぜひ続けてみたいと思えるものが見つかるかもしれません。趣味にしても習い事にしても、自分が楽しく感じるかどうか、続けていきたいと思えるかどうかを基準に決めるといいでしょう。

 

おすすめの趣味と習い事

▼語学(英会話・中国語など)

英会話や中国語などの語学は、時間ができたからこそコツコツ取り組める習い事の一つです。以前であれば、語学の勉強は教室に通うのが基本でしたが、今は多彩な選択肢があります。脳の活性化のためにも、頭を使う趣味や習い事を取り入れてみましょう!

 

アプリで学ぶ

最も気楽に始められるのは、スマホアプリでの勉強です。おすすめは「Duolingo(デュオリンゴ)」というアプリです。英語と中国語のコースがあり、毎日少しずつ勉強したい人におすすめです。※無料と有料のコースがあります。

Duolingo(デュオリンゴ)https://ja.duolingo.com/

語学のアプリは他にも多数そろっているので、自分が使いやすいと思えるアプリを探してみてもいいですね!

 

オンラインレッスンで学ぶ

インターネットにつなげられるソコンやスマホ、タブレットがあれば受講可能です。「英会話(または中国語) 個人レッスン オンライン」をインターネットで検索してみてください。最近は、LINE(ライン)アプリでレッスンを受けられる教室もあります。これなら難しい設定が不要なので気軽に始められますね。ほとんどのオンラインレッスンはお試しコースが用意されています。

 

無料の動画で学ぶ

無料動画サイトYouTube(ユーチューブ)には、 英会話の動画がたくさんあります。正直、どれを選べばいいのかわからなくなるほどですが、初心者向けとしておすすめなのが、

Aira's English(アイラズイングリッシュ)

初級の英会話をわかりやすく学べますよ。

 

▼スポーツ

健康維持や気分転換のためには、体を動かす趣味や習い事も大切です。気をつけたいのが、自分のペースでやれるものを見つけること。これまでに運動の経験がある人なら、スポーツクラブ、ヨガ、スイミング、社交ダンスなどはおすすめです。

 

これまで運動の経験がないけれど、体を動かしてみたいという人は、最近人気のピラティスはいかがでしょう?単純な動きでゆっくりと体を動かせますし、体幹を鍛えることができます。下記の動画でピラティスがどのようなものなのかチェックしてみてください。

NOBI by NORIKO

 

▼文化系の習い事

書道や俳句、カメラ、コーラス、楽器、絵画、フラダンスなど、文化系の習い事にじっくり取り組めるのも定年後ならでは。難しい印象があるものでも、初めて見れば楽しく続けられることも多いようです。プロについて学ぶのもおすすめですし、公民館やコミュニティセンターなどで講座を探してみてもいいですね。

 

文化系の習い事で特に人気の、書道とカメラの学び方について紹介します。

 

・習字(またはペン字)
教室に通う

日本全国にたくさんの書道教室があります。講師から直接指導を受けられます。下記のサイトから、近隣にある書道教室が探せます。

日本習字 https://www.nihon-shuji.or.jp/general/search/

通信教育で学びたい場合も、上記のサイトからどうぞ。

 

オンラインレッスンで学ぶ

書道もオンラインレッスンで学べることを知っていますか?オンラインレッスンの利点は、受講の時間が比較的自由なこと、そして自分のペースで学べることです。添削も受けられるので、教室が近くにないという人にもおすすめです。

書道のオンラインレッスン https://syoyu-e.com/lesson/

 

・カメラ

写真教室で学ぶ

定年をきっかけに一眼レフに挑戦してみたい。そんな人におすすめなのが、シニアのための写真教室です。

シニアのための写真教室アルトプリズム https://www.alt-prism.com/

オンラインでの受講も可能です。

 

個人レッスンで学ぶ

個人レッスンでカメラを学びたい場合は、こちらで講師を探してみてください。

サイタ カメラ教室 https://cyta.jp/camera/

 

カメラのレンタル 

カメラを購入する際の参考にしたいという時は、インターネットで申し込みができるカメラのレンタルサービス(「カメラレンタル専門店 ワンダーワンズ」「レンタルAPEX(エイペックス)」などがあり)を使ってみてもいいかもしれません。

 

定年後の居場所作りとしての趣味や習い事について紹介しました。最近は、趣味や習い事の学び方も選択肢が増えています。自分の希望やペース、予算に合わせて選んでみてくださいね!

 

 

 

  • この記事を書いた人

starheart

数年前からフリーランスのライターとして仕事をしながら、アジアや沖縄を旅しています。旅先では、市場めぐりや食べ歩きを楽しんだり、自然のある場所に出かけたりすることが多いです。お菓子作りが趣味で、素朴な焼き菓子をよく作ります。生活の中でちょっとした工夫をすることも好きです。

-趣味