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初心者におすすめ!プランターで育てやすい野菜5選

この間、散歩していたときにプランターで野菜を育てているおうちを見つけました。目に入ったのは、ミニトマト。ミニトマトは大好きな野菜なので、たくさん実がなっているのを見て少しうらやましくなりました。

 

自分で育てた野菜を食べてみたいと思ったことは何度もあったのですが、畑を借りて野菜を作るのは、体力が必要かなとあきらめていました。今回プランターでたくさんのミニトマトが実っているのを見て、プランターを利用して家庭菜園を始めればいいじゃないと思いつきました。

 

いろいろ作ってみたい野菜はありますが、育てるのが難しいものもありそうです。料理によく使う野菜で、初心者にも育てやすい野菜ってあるのでしょうか?調べてみました!

 

野菜苗を利用すると始めやすい

野菜の多くは、春に植え付けて夏から秋に収穫する夏野菜、秋に植え付けて秋の終わり頃から冬、早春まで収穫できる秋冬野菜があります。

 

初心者で野菜を育てるのが初めてという場合は、野菜苗を利用するのがおすすめの始め方です。植え付けに最適な季節になると、ホームセンターや園芸店などに野菜苗が出回るので探してみてください。

 

※にんじんや小松菜など苗が販売されていない野菜は、種をまくことから始めます。

 

道具をそろえて、最初は1種類からでもOK!

プランターは土や肥料を入れると重くなることを考えて、プラスチックや軽量タイプのものを選びましょう。持ち運びが楽なタイプの軽量プランターでも、レンガ風のデザインやテラコッタ(粘土)風のおしゃれなものが見つかります。

 

最初は、プランターひとつで1種類の野菜から無理なく始めるのもおすすめの方法です。スコップなどの道具類、土、肥料などは、ホームセンターや園芸店で購入できますが、基本的なものなら100円均一ショップでもそろいます。初期費用をかけずに小さく始めたい場合は、100円均一ショップはおすすめですよ!

 

自己流は失敗の元になる!?

注意したいのが、育てる野菜に合ったプランターの大きさ(特に深さ)を考慮すること。自己流でなんとなく植えてみたけれど、苗と苗の間隔がせますぎて結局栄養が行き渡らずに育ちが悪かったとか、深さが足りなくて少ししか収穫できなかったということになってしまっては残念です。

 

野菜ごとに、日当たりや水やり、肥料の加減なども違ってくるので、最初は本を参考にしながら、またはインターネットでくわしい育て方を調べてから始めるようにしましょう。

 

初心者におすすめのプランターで育てやすい野菜

初心者におすすめのプランターで育てやすい野菜を紹介していきます。プランターでどんな野菜が育てられるのか、必要なプランターの大きさや収穫までの期間などを知るための目安にしてください。

 

※種まきや苗の植え付け、収穫の時期などは、育てる地域により前後することがあります。

 

ナス【4月下旬~5月下旬に植え付け】

インド原産で高温多湿を好むナスは、日本の気候でも育てやすい野菜のひとつです。葉が鮮やかな紫色で本葉が7~9枚、つぼみがついたものまたは花が1~2個咲き始めた苗を選びましょう。

 

直径30cm、深さが50cmほどの大型のプランターを用意し、実の重みを支えるために苗ひとつに対して支柱を立てます。日当たりが良く風通しのいい場所で、枝を減らしたり追肥などをしながらうまく育てれば、秋までの収穫も可能です。

 

ミニトマト【5月下旬に植え付け】

5月上旬に植え付ければ、最終的には1mを超える支柱が必要なほどの高さになり、7月初旬頃から収穫を楽しめるミニトマト。

 

ミニトマトの苗を選ぶポイントは、葉が変色していない明るい緑色をした茎がまっすぐで節同士の間隔が狭いものを選びます。つぼみがついたものまたは花が1~2個咲き始めたものなら確実に実がつくのでおすすめです。

 

ミニトマトはしっかりと根をはります。そのためプランターは、苗1本につき丸型なら直径30cm(10号)で深さ30cm以上、長方形型なら幅25~30cmで深さ30cm以上のものを用意します。

 

にんじん【7月中旬~8月下旬に種まき】

にんじんは、苗が販売されていないので種をまいて育てます。春から夏にかけて種をまくことができますが、初心者が育てやすいのは、7月中旬~8月下旬に種をまく夏まきです。この時期に種をまくと、収穫できるのは11月上旬~12月下旬。

 

プランターで育てやすいのは、ミニにんじんや三寸にんじんと呼ばれるサイズが小さめのもの。20cm以上の深さがあるプランターがあれば育てられます。発芽がうまくいけば後は育てやすいといわれているにんじん。種まきから収穫までの日数は、品種にもよりますが100日前後です。

 

リーフレタス【8月中旬~9月中旬に植え付け】

収穫後すぐサラダなどに使えるリーフレタスは、青葉や赤葉が混ざったもの、フリルが入ったものなど種類が豊富です。3月中旬~5月上旬に植え付けできますが、気温が25℃を超えると発育不良になることがあります。そのため初心者は、気温が下がり始める8月中旬~9月中旬に植え付けるのがおすすめ。

 

苗を植え付けてから1ヶ月ほどで収穫が可能になり、その後は外葉をかき取るようにしながら約2ヶ月の間収穫が楽しめます。

 

小松菜【9月~10月に種まき】

小松菜は、苗が販売されていないので種をまいて育てます。種まきから間引き、収穫までは約1ヶ月と早く初心者が育てやすい野菜です。プランターは40cm程度の小型のもので大丈夫なほか、少数の株なら植木鉢でもOKです。

 

小松菜は、暑さ寒さに強く連作が可能な野菜。厳寒期以外なら1年を通して栽培可能ですが、春から育てる場合は害虫がつきやすく防虫ネットが必要になります。初心者が育てやすいのは9月~10月に種をまく秋まき。日当たりが良く風通しのいい場所で育てましょう。

 

初心者におすすめのプランターで育てやすい野菜を紹介しました。最初に必要な道具や土、肥料などをそろえるのが少し大変ですが、野菜の苗が少しずつ大きくなり花が咲いた後に実がついて収穫するという過程は、体験してみないとわからない楽しさがあるようです。私はミニトマト作りから挑戦してみようかなと思っています。

 

 

  • この記事を書いた人

starheart

数年前からフリーランスのライターとして仕事をしながら、アジアや沖縄を旅しています。旅先では、市場めぐりや食べ歩きを楽しんだり、自然のある場所に出かけたりすることが多いです。お菓子作りが趣味で、素朴な焼き菓子をよく作ります。生活の中でちょっとした工夫をすることも好きです。

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