明るい日差しが気持ちよい春先。
その一方で、紫外線の量が増え始め、シミなど肌の老化を促してしまう側面もあります。
肌を守るには日ごろからの習慣が大事。
今回は、日常の紫外線対策をご紹介します。

キレイな肌を保つためにも、紫外線対策は「春から」が大切です。日焼けにより肌色が濃くなっている時期は紫外線から肌を守る力が高まっていますが、秋から冬の紫外線が弱い期間を経た春先の肌は明るく、しかも紫外線量が増えるため影響を受けやすいからです。

1日の中では、午前10時から午後2時くらいまでの紫外線量が多く、特にお昼前後がピークになります。基本ではありますが、紫外線が当たるのを避けることが大切です。帽子や日傘、サングラス、露出の少ない服など、皮膚や目を守るアイテムや、紫外線(UV)カット加工が施されたものを活用しましょう。

また紫外線は、地面や建物に反射して回り込んでくるので要注意。紫外線A波は波長が長く、雲や窓ガラス、衣服をも透過します。そのためUVカット加工のグッズで身を守りつつ、紫外線が直接当たる部分には補助的に日焼け止めを使いましょう。

日焼け止めにはPA(紫外線A波をカット)とSPF(波長の短い紫外線B波をカット)の数値が記載され、数値が高くなるほど、効果の持続時間は高まりますが、肌への負担が増えることも。長時間のレジャーなどでは数値が高めのものを、日常的な紫外線ケアであれば低めのものを使いましょう。また紫外線吸収剤を含まないノンケミカルタイプが肌にやさしくおすすめです。紫外線を肌に触れさせない工夫と、上手な日焼け止め選びで、光老化を招く紫外線予防の習慣をつけましょう。

監 修

西嶌順子さん
形成外科専門医、助産師、保健師、看護師。医療法人道心会 恵比寿形成外科・美容クリニック院長。著書に「美肌スキンケアの新常識大全」(宝島社)がある。