MENU
  • ブロリコ実感の声user review
  • 暮らしの免疫通信
  • 東京大学保健学博士のつぶやき
  • 簡単!薬膳レシピ
  • 星占い
一歩いっぽ健康に
ippo
  • ブロリコ実感の声user review
  • 暮らしの免疫通信
  • 東京大学保健学博士のつぶやき
  • 簡単!薬膳レシピ
  • 星占い
  • ブロリコ実感の声
  • 暮らしの免疫通信
  • 東京大学保健学博士のつぶやき
  • 簡単!薬膳レシピ
  • 星占い
ippo
  • ブロリコ実感の声user review
  • 暮らしの免疫通信
  • 東京大学保健学博士のつぶやき
  • 簡単!薬膳レシピ
  • 星占い
  1. ホーム
  2. 連載シリーズ
  3. 稀人ハンター川内イオの東奔西走記
  4. 想像をはるかに超える楽しさ!北海道・常呂町でカーリング体験

想像をはるかに超える楽しさ!北海道・常呂町でカーリング体験

2021 4/29
連載シリーズ 稀人ハンター川内イオの東奔西走記

皆さん、こんにちは! 

常識に縛られず、驚くような発想と行動力で世間をアッと言わせる「規格外の稀な人」を追いかけている、稀人ハンターの川内です。

まもなくゴールデンウイークが始まりますね! 

僕はいつも「観光地を巡る」以外の楽しみ方を提案したいと思っているので、今回は北海道でレア&楽しい体験ができる場所を紹介します!

(編集部注:執筆依頼をした2021年春頃、GWにはそろそろ旅行なども少しずつできるようになっていますように・・・と願っていましたが、なかなかむつかしい状況が続いております。思い通りに旅行が楽しめない分、本記事を読んで異なる土地に想いを馳せていただけますと幸いです。コロナ禍が収束したら行きたい場所リストをつくるのもいいですね!)

 

カーリングの聖地

そこは、北海道北見市の常呂町(ところちょう)。地図で見ると、広大な北海道の右上あたり、オホーツク海とサロマ湖に面した人口3000人ほどの町です。この小さな町になにがあるのかって? カーリングです。

カーリング? とクエスチョンマークを浮かべている方、思い出してみてください。4年に一度開催される冬のオリンピックで、毎回話題になりますよね。ストーンと呼ばれるハンドルがついた円盤状のものを氷上に滑らせて、ブラシでゴシゴシこする、ちょっとユニークな見た目のスポーツです。

カーリングが根付く常呂町

カーリングが根付く常呂町

日本の競技人口はおよそ3000人で、そのうちの2000人は北海道にいると言われています。なかでも日本一のカーリングどころとして知られるのが、常呂町。2018年の韓国・平昌オリンピックで銅メダルを獲得した日本の女子代表チームの選手5人のうち4人が常呂町出身者で、さらにこれまでの五輪でもカーリング女子・日本代表選手の半数以上を輩出してきました。

 

ちなみに、平昌オリンピックの女子代表選手は全員、常呂町を拠点とする女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」の選手です。

 

「カーリングの聖地」とも称される常呂町には、カーリング専用屋内競技場「アドヴィックス常呂カーリングホール」があります。国際大会にも対応した国内最大の専用屋内施設で、ロコ・ソラーレの選手の練習や国内外の大会でも使用されています。野球なら東京ドーム、サッカーなら国立競技場に匹敵するようなこのホールで、なんとカーリング体験ができるのです!(要予約・有料)。

カーリング専用屋内競技場「アドヴィックス常呂カーリングホール」

カーリング専用屋内競技場「アドヴィックス常呂カーリングホール」

僕が取材に向かったのは、平昌オリンピック開幕の1カ月前。五輪直前で関連番組が増えたこともあり、以前から「変わったスポーツだな」と思っていたカーリングについてたまたま検索してみたら、常呂町のホールで体験できること、さらに初めての場合は指導もしてもらえると知って俄然興味がわき、常呂町に向かいました。

 

ひとりの男の熱意

ところで、なぜ、常呂町がカーリングの聖地になったのでしょうか? アドヴィックス常呂カーリングホールの運営管理を請け負っているNPO法人・常呂カーリング俱楽部の事務局長に話を聞きました。

 

常呂町にカーリングが根付くきっかけを作ったのは、常呂カーリング協会初代会長の小栗祐治さん。北海道とカナダのアルバータ州が1973年に姉妹提携を結んだのが縁で、1980年1月、北海道の池田町というところでカーリングの講習会が行われました。

 

カーリングの発祥は15世紀のスコットランドと言われていますが、カナダでも定着し、アイスホッケーに次ぐ冬の人気スポーツなのです。この講習会に参加し、「これは面白いスポーツだ」と思った小栗さんは常呂町でチームを結成。同年、協会も立ち上げました。

 

「五輪競技にする」と盛り上がる小栗さんの熱意にけん引され、1988年、常呂町に屋内のカーリング専用リンクが作られました。この専用リンクができたことで、1990年からは常呂町の小学校、中学校、高校の冬の体育の授業でカーリングが取り入れられたそうです。

 

当時、子どもの頃からカーリングに触れる機会があったのは、常呂町ぐらいでしょう。この町をあげた取り組みでカーリングのレベルも底上げされ、1998年の長野オリンピックでは、カーリング日本代表の選手、男女8人のうち5人が常呂町出身でした。

 

そして、2006年のトリノ、2010年のバンクーバーオリンピックに出場した常呂町出身の本橋麻里選手が中心となって、2010年にロコ・ソラーレを結成。その2年後、新たにアドヴィックス常呂カーリングホールが完成したのです。

 

「やばい」を連発

いやー、小さな町にも歴史あり! 

常呂町の歩みを聞いて、まさに聖地だと感じました。

教えてくれた先生

 

さあ、いざ体験! の前に、カーリングのルールを簡単に説明しましょう。1チーム4人で構成され、対戦相手と交互にストーンを滑らせて、ハウスと呼ばれる円の中心を目指します。1チーム8回、計16回投げた時点で中心に一番近いストーンがあるチームに得点が入ります。このサイクルを10回繰り返して、総得点を競います。

ブラシで氷をこするのは、氷を融かして氷上に水を浮かせ、ストーンの滑りをよくするため。例えば、ストーンの勢いが弱い時に全力でゴシゴシすると、しない時よりも距離が延びます。

本当はもっと複雑なのですが、詳しく説明するとコラムがルールの解説で終わってしまいそうなので、気になる方は検索してみてください。

体験会では、ストーンを投げるのと、ブラッシングの両方を教えてもらいます。テレビでカーリングを見ている限り、そんなに難しそうな競技には見えませんが(失礼!)、実際にやってみると大違い。取材時の音声データを聞くと、「なんだこれ、超やばいっすね……」「これはやばい。こんなハードだとは……」「やばい、ぜんぜん入らない……」などなど、とにかく「やばい」を連発! 

稀人ハンター川内イオ、カーリングに挑戦!

氷上でストーンを投げる際の力加減はとても繊細で難しく、10回以上投げて、ハウスのなかにおさまったのは1回のみ。氷上を勢いよく滑るストーンのスピードに合わせて早歩きをしながら、ストーンの動きを見極め、完全に止まるまでひたすら全力でブラシを動かすのも、超ハード……でも、めちゃくちゃ面白い!

1時間の体験会を終えた後、カーリングの印象はガラリと変わりました。想像をはるかに超える、奥深さと難しさと楽しさを備えたアツいスポーツなのです。僕は、カーリングを馬鹿にしていたかつての自分を恥じました。もし常呂町のカーリングホールみたいな施設が東京にあったら、流行るに違いありません。

 

取材を終えて、すっかりカーリングと常呂町のファンになった僕は、再訪を誓いました。

 

稀人ハンターの旅はまだまだ続く――。

 

※この取材は、2018年に行ったものです。

 

連載シリーズ 稀人ハンター川内イオの東奔西走記
オリンピック カーリング 北海道 常呂町 旅 観光地
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 日本で「海外」を味わうなら大泉町へ!食べ歩きが楽しい日本最大のブラジルタウン
  • 写真を撮るときのあれやこれや

この記事を書いた人

川内 イオのアバター 川内 イオ

1979年、千葉生まれ。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンター。新卒で入社した広告代理店を9ヶ月で退職し、03年よりフリーライターに。06年、バルセロナに移住し、ライターをしながらラテンの生活に浸る。10年に帰国後、2誌の編集部を経て再びフリーランスに。現在は稀人ハンターとして多数のメディアに寄稿するほか、イベント企画も手掛ける。
『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦 (文春新書)』
『BREAK!「今」を突き破る仕事論(双葉社)』等、著書多数。
ホームページ:http://iokawauchi.com/

関連記事

  • 無料オンライン講座「薬膳はじめのいっぽ ~梅雨から夏の過ごし方~」参加者募集
    2025年5月20日
  • 無料オンライン講座「薬膳はじめのいっぽ ~春のゆらぎと薬膳の「肝」~」参加者募集
    2025年2月28日
  • 無料オンライン講座「薬膳はじめのいっぽ ~秋から冬へ~」参加者募集
    2024年9月18日
  • 無料オンライン講座「薬膳はじめのいっぽ ~梅雨から夏へ~」参加者募集
    2024年6月25日
  • 見直す日々・その1
    2023年7月28日
  • 「翌日には硬くなるだんご」が1日8000本売れる理由
    2023年6月21日
  • 三十一文字の風景を見る
    2023年6月21日
  • 写真展を終えて
    2023年6月21日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

最近の投稿
  • 2025年5月お声の広場
  • 無料オンライン講座「薬膳はじめのいっぽ ~梅雨から夏の過ごし方~」参加者募集
  • がん細胞はなぜ“免疫の網”をすり抜けるの?
  • 「血圧が高い人は“免疫が暴走しやすい”?」
  • 血糖値スパイクが免疫を下げる
アーカイブ
  • 2025年5月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2024年11月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2023年12月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年8月
  • 2017年6月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
カテゴリー
  • おたより
  • ハーバード大学式命の野菜スープアレンジレシピ
  • ペット
  • レシピ
  • 保健学博士木下弘貴のイマジンdays
  • 健康情報
    • 健康おうちトレーニング
    • 運動・体操・ダンス
  • 旅行
  • 星占い
  • 暮らしの免疫通信
    • がん
    • 血管
    • 血糖
  • 生活お役立ち情報
    • お金
  • 終活
  • 趣味
  • 連載シリーズ
    • お部屋と声を"整える"
    • スウィングジャズで踊りずむ
    • フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
    • 稀人ハンター川内イオの東奔西走記
    • 簡単!薬膳レシピ

© ippo.

目次