こんにちわ、「お部屋と声を整える」整理収納アドバイザー&ボイスコーチの庄司伸江です。
今回は動作・動線を考えた収納をご紹介します。
皆さんは物の収納場所を決める時、動作や動線を考えたことはありますか?
私は、整理収納を学ぶまで考えてもいませんでした。
例えば、文房具、ボールペン、鉛筆はこの場所と決めておいて置いていました。
良く使うお皿を食器棚の高い場所に収納していました。
①動作を考える
ものを出したり、しまう時、1番使いやすい場所は、「目線からおへそあたり」です。
次が「おへそから下」の場所、最後に「目線から上」の場所です。
身長の高さによって使いやすい場所が変わって来るので、その人に合わせた収納にすると使いやすくなります。
例えば、靴箱収納は背が高い男性が上の方の棚、女性は真ん中の棚、お子さんは下の棚に靴などを収納します。
そうすることで、家族みんなが使いやすくなります。
お子さんも自分で選んで靴を出して、片づけることが出来るので自立にもなります。
②動線を考える
何か動作をする時の近くに使うものを収納します。
例えば、洗濯をするときは「洗濯機で洗う→干す→取り込む→畳む→アイロンを掛ける→しまう」という動作をすると思います。
その動作線上に必要なもの寄り道をしないで動作が出来るようにするイメージで収納して行いきます。
実際の収納例
キッチンのシンク下収納には何を収納していますか?
我が家はザル、ボール、洗剤ストックなどを収納しています。
水回りで使うものを収納しています。
▼食器棚、よく使うコップ、グラスは引き戸を開けてすぐの場所
すぐに取り出せる場所に収納しています。(引き戸を少し開ければ取れます!)
▼リビングに洗濯バサミ
リビングにベランダが併設されているので、わざわざ取りに行かなくても済みます。
▼洗面台収納にビニール袋と使い捨てゴム手袋
嫌いな掃除でもサッと取り出せて、すぐに使えます。
その他の例
・脱衣所に下着やパジャマを収納。
・衣類を収納している部屋やクローゼットにアイロンセットを置いて、アイロンをかけた後すぐに収納出来るようにする。
・玄関にマスク、ハンカチ、ハサミを収納。
おそらく(きっと)無意識のうちに動作・動線の出来ている場所があると思います。
使いやすくなって、家事の時短にもなります
私も以前の収納方法だと、「あっ、洗濯バサミ忘れた!」となると、ベランダから遠い洗面所まで取りに行かなければなりませんでした。
時間がない時には焦って、イライラしてしまいます。
動作を考えて、動線上に使うものを収納しておくと、家事がスムーズになります。
わざわざ別の場所に取りに行く手間や時間を省くことが出来ます。
時間の余裕も出来ますよ!
お片づけの参考になると嬉しいです。
今日の凛太郎
きゅうり大好き!
いつもより大きめに切ったら、すごい勢いで食べてました!(笑)
お散歩中のドアップです。
カメラは嫌いなのに凛太郎から寄って来てびっくり!