レシピ 簡単!薬膳レシピ 連載シリーズ

干し海老のおかゆ

今月の食材:海老

一年の始まりに欠かせないものと言えばお節料理。お節の歴史は古く、食材や料理に縁起物の意味を持つことは皆さんご存知かと思います。今回はその中から「海老」を使った一品をご紹介します。

先月もお伝えしたように、冬は腎の働きが弱りがちな季節。腎は下半身、つまり足腰に関係します。冷えて足腰がつらい方は、腎に作用する食材を積極的に取り入れましょう。海老は腎を補強し、身体を温める性質を持つ冬にピッタリの食材。そう考えると 〝海老のように腰が曲がるまで長生きできるように〟という願いにも納得です。

今回は手軽に料理に取り入れられる干し海老を使った「干し海老のおかゆ」をご紹介します。年末年始で疲れた胃腸を休めるのにも最適です。

やさしい味わいにほっこり
干し海老のおかゆ

干し海老のうま味がお口いっぱいに広がります♪
材料(2人分)

干し海老………10g
米……………60g
長ネギ…………1/3本(30g)
刻みネギ………適量
水……………600ml
塩………………小さじ1/3
ごま油… ………小さじ1

作り方

(1)ボウルに水200m(分量外)を入れ、干し海老を約30分つけます。その間に米を洗ってザルにあげておきます。
(2)長ネギをみじん切りにします。
(3)大きめの鍋に水600mlと米、水につけた干し海老(水ごと)、長ネギを合わせて入れて加熱します。
(4)沸騰したら弱火にして、底が焦げないよう注意しながら40分〜50分ほど火にかけます。
(5)仕上げに塩とごま油を加えて軽く混ぜ、刻みネギを添えて完成です。

簡単ワンポイント!

残ったご飯を使えば、手間と調理時間を省けます。

 

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  • この記事を書いた人

Naomi Katayama

「薬膳の基本は、季節の食材を楽しむこと」 薬剤師。千葉大学大学院修了、予防医学実現のため東洋医学を学ぶ。薬膳アドバイザーとして全国で講演を行っている。

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