レシピ 簡単!薬膳レシピ 連載シリーズ

薬膳ちょい足し味噌汁

今月の食材:味噌

2月は古くから「節目」の月。旧暦ではお正月を迎え、節分があり、季節は大寒から立春へ。節分といえば大豆ですが、今回は大豆を発酵させた「味噌」を紹介します。

味噌は冬に摂りたい鹹味(かんみ)のひとつで、鹹味とは塩辛さのこと。東洋医学の古典『黄帝内経』にも「鹹は血に走る、血病に多く鹹を食うこと無し」と書かれているように、摂り過ぎにはご注意。適度な鹹味は冬に働く「腎」を助けてくれる作用があります。

私は昨年、友人と育てた大豆を使って、味噌づくりに初挑戦しました。意外と簡単につくれますので、おうちでやってみても楽しいですよ。味噌汁はアレンジも楽しめます。酒粕を入れたり、寒い時期には生姜やオリーブオイルを入れたり。ぜひお試しください。

いつもの味を変えてマンネリ解消!
薬膳ちょい足し味噌汁

血の巡りに働きかけて元気と活力をアップ。うま味成分もたっぷりです。

2人分のレシピに、生姜大さじ1をちょい足し。
お腹を温めて食欲を増進!芯からぽかぽかになります。

うるおいを与えてくれるオリーブオイルは乾燥した季節にピッタリ。エクストラバージンのものなら、華やかな香りも楽しめます。

 

 

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  • この記事を書いた人

Naomi Katayama

「薬膳の基本は、季節の食材を楽しむこと」 薬剤師。千葉大学大学院修了、予防医学実現のため東洋医学を学ぶ。薬膳アドバイザーとして全国で講演を行っている。

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